こんらにちは、バラエティ雑貨 ハッピーパッチです。
熊本で大地震が起きて大きな余震が続いている現在ですが、東北大震災の当時の事を思い出した。あの時は東京が揺れた。めちゃくちゃ揺れた。関東首都圏の電車はすべて運行停止した。
あの時、横浜で楽天の決起会があった日、オイラはそこに向かっている途中の電車の中でした。 とある駅に停車中に揺れました。たまたま座席に座れていたんだけど、その揺れは凄まじかった。座っていたのに手すりを掴んでいないと座席シートから落ちそうだった。車内のアナウンスは 決して電車の中から出ないで下さいと言っていた。地震が治まった時、ただ今の地震は震度6弱でしたとアナウンスに車中がどよめいた。
電車はそのまま動かず、再運行の見通しもたたず、楽天の決起会などに行っている場合ではないと思い、電車を降りて駅を出た。
駅前の交番の警察官に震源地はどこなの?と訪ねると宮城だと教えてもらった。その当時宮城で 震度3くらいの地震がよく起きていたのを知っていたので、ついに大地震が来たのか、ここでこんなに揺れたんだから、東北はどんだけ揺れたのか?と考えただけで恐くなった。
駅前のバスロータリーやタクシー乗り場も、人だかり。話によると、踏み切りを渡って来なければならないので、この状況だと電車が止まっている現在、バスもタクシーも来る気配はないという事。
しかたなく、オイラは歩いて帰った。
会社の荷物は大変なことになっているんしばゃないか? なんて思いながら歩き始めると、あれっ、揺れてるのか? 歩きにくい。車は普通に走っているけど・・・・めまいでもしてるのか? めまいってしたことないけど、こんな感じなの? とガードレールに座っていると、ビルの中から人が出てくる。 これが、茨城県沖で起きた 東北大震災の2回目の地震の時だった。
で、歩いてようやく会社に着くと、不安に思っていた事務所の状態が配送業者の送り状が散乱しているだけで、棚が倒れているようなことが無くて、逆にビックリだった。
あの時、東京はすごく揺れて、交通状態も麻痺して停電している場所も多く信号も消えていたり。帰宅難民と言われる人たち、みんな真っ暗な道路をひたすら歩いて帰宅した。
車は交通渋滞。ほんの短い距離でも数時間かかる。ガソリンスタンドも行列で、入れられるのは数リットルの制限付き。
テレビはずっと震災のニュース。バラエティ番組やドラマなどの放送は無くなった。コマーシャルも企業が自粛したので、ACしか流れてなかった。 そんなCMでノイローゼになった人も多かったとか。
東北大震災は東京も揺れたせいで、東京から見ても人事ではなかった。 だから、頑張ろう東北ではなく、頑張ろう日本と最初は言っていた。
あの後もしばらくは 電力をキープするため、輪番停電といって地域こどに順番に停電させられた。 病院などの施設があるところや、駅などは停電をしなくて済むような施策だったかな。
東北大地震の後もしばらく続いていた余震に東北の人が東京にいる何も動いてくれない政治家に対して、こっちに来て余震の揺れを体験してみろって怒ってた。
熊本で大地震が続いているというのに、今東京ではバラエティ番組など、普段どおりの放送がされている。テレビからは笑顔が絶えない。CMも普段どおりに放送されている。
今回は東京が揺れていない。
ただそれだけなのに・・・。