手書きでPOP作成しよう、POPは値札ではありません。

こんにちは、バラエティ雑貨 ハッピーパッチです。

POPって値札の事だと勘違いしている人がいる。それもお店の人。お店の経営者だったり。そもそも、POPって4種類に分けられるらしいです。その4種類のうちの1つはプライスカードとか、プライスPOPと言われる値札だったりするので、間違っていないようで間違っていると思います。

4種類ってどんな事を言うのか。
店頭POP 店頭の入り口に掲げるブラックボードやメニューボードのこと。
コーナーPOP 総合ショップや大きな店などに「行楽コーナー」こっちだよとか、「調味料コーナー」とか、いわゆる案内図のようなもの。
プライスPOP いわゆる値札。(POPと言うとこの事だと勘違いしているケースの多くはこれ)
ショーカードPOP これこそがコトPOPと言われる売り上げを左右する大事なPOPです。

というPOPの4種類はそれぞれに役割が違うわけです。

 

最近、激安の殿堂「ドン.キホーテ」さんに行って気付きました。店内のPOPが昔と変わってきている。その昔はプライスPOPばかりが目立っていた。激安の殿堂という事もあり、安さを売りにしたお店だったし、お客さんもそういう認識、印象を持っていたよ。でも、ここ何年かは、実はそんなに安くない商品もあるってバレちゃってますよね。当店の卸しも含めて、当店の流通の中にはドンキさんに卸しているなんて話はよく聞きます。最近は本当に特価商品が無くなりました。メーカーが多く商品を作らないし、見切った商品を通常の流通で特価で流す事も減り、本当に余った商品は捨ててしまったりしている。もしくは、メーカー直販サイトで安売りをしちゃってる。直販して安売りしちゃうのは、問屋殺し、小売店殺しになるのに。今はそんな時代です。メーカーや大問屋さんが特価処分(これをバッタと言います) していた時代は、中国などの他国から大量に仕入れするより、断然に安く仕入れられたものです。

そんな時代背景があるので、そこは大手のドン.キホーテさんにとっても例外ではないのです。

プライスPOPばかり並べていたドン.キホーテさん。今はコトPOPが目立つんですよ。コトPOPの割合が凄く増えているんです。これは、価格勝負で販売することを止めて、商品の価値をアピールして販売するようにシフトしたんじゃないかって思うのです。

大手さんでも、そういう傾向になっている。なんて事を痛感します。

以前は 大手スーパーとか量販店でも、他店が安かったら店員までご連絡ください、同価格かそれより安く致します・・・なんてPOPを見た人も多いと思います。

じゃ、今まで販売していた価格はなんなの? と突っ込みたくなる。 お店の信用度を落とす行為じゃないかって思ったりするのです。 でも、真意はそこじゃなくて、安く販売している店舗をお客にタレコミさせて、メーカーに対して苦情を入れるのが本筋だったのかな? なんて思ったり。

メーカーに苦情を入れて、他の店で安売りしているのを止めさせたり、卸価格を交渉したり、大手であれば、もうお前のメーカーからは仕入れない!などと脅迫めいた事も言ってそうな気もします。

でも、最近は他店が安かったら~なんていうPOPは減ったようにも感じますね。 やっぱり価格競争は大手であっても 得策ではないんでしょう。なんて思います。

ドラッグストアでは手書きPOPのオンパレードです。値札POPじゃないですよ。コトPOPです。 大手のドラッグストアでも取り入れてます。 ネットショップではまだまだ見かけません。 そう感じたオイラは、ネットショップで手書きPOPをしたらど~なの? って興味が湧いているので、手書きPOPを書き始めました。 ゆっくりですけど。(笑)

書いたPOPが正解なのか、不正解なのかは、デザイナーの人も、制作会社の人も、コンサルタント業の人も答えられません。 答えはお客が反応として出してくれます。

勿論、POPにもルールや、セオリーや基本がある。 そこさえ押さえられていればの話ですけどね。

 

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↑ こんな売り方をしていれば、プライスPOPだけで売れていくでしょうけど、販売側としては なかなかそーもしていられないですよね。 大手だって価格勝負じゃ辛いんだもの。 小規模のお店なら尚更の事ですよ。

 

2020年に東京オリンピックが行われ、その後不景気になると予測される中、今のうちに対策をして行かないと、ヤバい事になりますからね。

そんな事を感じながら、考えながら、POPにチャレンジしてます。

読んで頂き、有難うございました。

では、また。

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