良いPOPと悪いPOPをいろんな場所で見かける。

こんにちは、バラエティ雑貨 ハッピーパッチです。

昨日、ブログで手術してきた話を書きました。入院していたわけですが、病院の中でもPOPを見かけます。病院に限らずいろんな場所でPOPは活躍しています。手書きPOPの勉強をして、POPに意識を持っていろんな場所に目配りすると、ああーこれ上手だなぁとかって感心したりします。

いろんなPOPの本を読みましたが、素晴らしいPOPの紹介はされていてもダメなPOPの紹介をしている本って ほとんどありません。 上手なPOPは凄いなって思うけど、どうやって こんな素晴らしいPOPを作成できたのか、どうやって作るのかを説明している本はほとんどありません。 どの本も メッセージの上手な切り口とかを説明しているだけ。

ネットショップでも繁盛させるために講演会や勉強会に参加して勉強していても、こういう感覚にぶち当たります。

それは成功例を聞いても、まったく参考にならない。時間の無駄に終わる。 そもそも、成功例を教えてくれる人なんていない。というか、わざわざ大切なノウハウをどこの誰かも知らない馬の骨なんかに無償で教えるわけがないんですよ。

あなたがもしそちら側に立ったとして、何の得があって、大事な成功例やノウハウを話しますか? ってね。

なので、こんな事をして、売上を増やしましたって言うだけ。みんなやりましょう!って煽るだけ。

例えば、メルマガを毎週発行してます。すると、売上がどんどん増えました・・・なんて話を聞いたところで、みんながみんな同じことをして、上手くいくと思います? そこはイチイチ細かく教えてもらわないと参考にならないんですよ。 どんな内容のメルマガなの? どんなタイトルを付けたの? ターゲットは絞ったの? 送るタイミングは何を考慮したの? どんな企画を考えたの? 商品はいくつ紹介したの? ストーリー性は考えたの? などなど、イチイチ聞かないと意味がないんですよ。 でも、そんな自分のお店に就職した人のようにノウハウを教えてくれることは赤の他人に対して教えてくれたりしません。講演会や勉強会であっても。

POPの本も一緒です。 そう感じました。

むしろ失敗談を聞いた方が 参考になりますよ。(笑)

 

で、病院の中でこんなPOPを見つけました。

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どちらも、分かりやすく上手なポスターだなって思いました。 「とちゅうでやめちゃだめ」っていう糖尿病治療のポスターは 手書きを取り入れてます。子供の写真と子供が書いたと思われる手書き文字。何がとちゅうでやめちゃダメなの? って文章を読みたくなる。これ多分、POPのお手本のようなものじゃないかって思ったりします。

で、なぜ子供なの? という疑問はあったりしそーですが、やっぱり子供が正論を言うのって大人にはとてもグサリと刺さったりしますよね。 そんなところが狙いなのかな? なんて自分なりに思ったり。

上に書いたような、上手なPOPを紹介するのは どこの本でもやっている事。なので、これはダメでしょ・・・っていうPOPも見つけました。

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なぜか、リラックマ・・・。

意味わかんないですね。(笑) 自分もそーでした。ついつい、文字だけ書いていると寂しくなってなんとなく入れてしまう・・・。意味のないイラストや写真など。 これダメなパターンですって。 でも、オイラもこの気持ちすごく分かるんです! でも、ダメなんです。って事を勉強して気付きました。 みなさんも気を付けましょう。

 

病院とは関係ないけど、Twitterで こんなPOPを見つけました。

 

 

これ、どう思います?

手書きPOP文字を書くのは羨ましくなるくらい上手なので、とっても勿体ないと思うんです。オイラが勉強したのは、ひとつのPOPに書く内容は ひとつだけってこと。

で、このPOPを見ると、その通りだなって思う。 何が言いたいのかさっぱり分かんないでしょ?

でも沢山言いたくなっちゃう気持ち、すごく分かります。 特にメーカーさんにありがちなパターン。 商品の特徴をこれでもかと言いたくなっちゃうんです。 オイラもそうでしたから。 でもね・・・

POPの勉強会で習ったデザイナーの先生によると、メーカーが作るPOPはダメだ!って全然良くないと口が酸っぱくなるほどおっしゃっておりました。商品の機能や仕様は価値では無いって、価値を書くのがコトPOPなんだって、おっしゃってました。

で、よく言われる事。

それはお客の立場になってPOPを書きなさいって。お客に有意義な内容にしなさいってね。 残念ながら、そのようなPOPになってないんですよ。

ということで、お客にとって有意義な事って何? どういう事? どう書いたら有意義な事になるの? って話を次回以降にオイラなりの解釈をしていきたいと思います。これは、POPに限らずネットショップでも商品ページやバナー作成、メルマガ作成など、いろんなところで共通する大事な事なんじゃないかって、気づいたんです。

読んで頂き、有難うございました。

では、また。

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