こんにちは、バラエティ雑貨 ハッピーパッチです。
今日の紹介はFLATBACKER(フラットバッカーと読みます) のstアルバム 「戦争(アクシデント)」。 北海道出身の4人組ヘヴィメタルバンド。 デビュー前にデモテープも存在していました。 日本にヘヴィメタルブームが起きてその中でも後発的に出てきたバンドで、脚光を浴びた異色バンドでした。 というのも、それまでのヘヴィメタルは叙情的な美旋律の物が多かったのですが、FLATBACKERの音はハードコアパンクとヘヴィメタルを合体させたような音だと 脚光を浴びました。当時、スラッシュメタルと呼ばれるジャンルはあったものの、まだ人気には至らなかった時代です。
音もそうだけど、歌詞も変わっている。ゲロを吐き出すとか、メスブタとか、痛い目に合うとか、100人みんな同じ顔など、書き出したらキリがないくらい言葉選びが絶妙。 パンクでもなかなか こんな言葉は出てこない。 そんな歌詞にも音楽業界では評価が高かった。
メジャーでは 2枚のアルバムを残し、彼らは渡米した。 そして、KISSのジーンシモンズに見出され、プロデュースのもと、「E・Z・O」(イーズィオーと読みます) と改名し、全米デビューを果たした。 その後、「Million Miles Away」という曲を 日本の歌謡音楽番組「夜のヒットスタジオ」でも演奏していたと思う。
EZOでは まったく曲調が変わった。ジーンシモンズから声を押し殺す唱法を禁止されたりね。
その後、ヴォーカルのMASAKIとドラムの本間はLOUDNESSに加入しましたね。本間はその後、ANTHEMで叩いてます。 そんな実力者バンドです。ギターのショウヨウもクレイジーなギターを弾きます。 兄弟がFASTDRAWというバンドをやっていたのも有名です。
日本でヘヴィメタルブームが起きると、そんなにヘヴィメタルは好きでもないけど、ブームなのでそれに乗っかる人って日本人特有じゃないですか。ルックスの良いミュージシャンは女の子にキャーキャー言われる。そんな時、FLATBACKERが 登場し、それまで鬱憤がたまっていた男のメタルファンが一気に噴き出したかのような、熱くなれるバンドの登場に心が騒いだものです。
今聴いても 新鮮ですよ。
スラッシュ系や、ミクスチャー系が根強い人気を博している現在の人が聴いても新鮮に感じると思います。
そんなFLATBACKERの1stから「ハードブロウ」を貼っておきます。
読んで頂き、有難うございました。
では、また。