こんにちは、バラエティ雑貨 ハッピーパッチです。
最近ニュースでカレーチェーン店ココイチの愛称で親しまれてるのCoCo壱番の廃棄したビーフカツが転売されていたって放送されてますね。
「ココイチ」廃棄ビーフカツが一般に出回る 処理業者が不正転売
このブログでもさんざ安く商品を仕入れる方法を書いておりますが、バッタ関係の仕事をしていると、こんな噂話はしょっちゅうあるんですね。
出し元から、処分を依頼されて産業廃棄物として代金を受け取って処分する産廃業者。産業廃棄物は国の認可が必要で誰でもできる事業ではないんです。
この産廃業者はいろんな物を処分しております。
数年前、とある産廃業者の社長さんからウチの会社でネットショップをやってくれって誘われたことがあります。いわゆるヘッドハンティング。結局お断りしたんですが・・・。
話しは戻りますが、廃棄処分品を転売する時のルールってあるんですよ。
それは、クローズドなところで売りさばくってこと。
今回みたいにスーパーなんかに卸してしまえば、クローズドではないんですよ。
海外に売ってしまうと言うのも、よくある話。
産廃業者に限らず、こういう処分品というのはいろんなシチュエーションで起こりえます。
例えば、洋服なんかのアウトレットですね。直営店を抱えているようなアパレルブランドであれば、そこが出店してるアウトレットモールのお店に置けばいい。
廃棄するとしてもお金がかかるわけで、バッタ屋に卸すなんてこともあります。
その際、よくあるのは襟の所の商品タグを切られて卸されるっていうやり方。とにかくメーカーとしては、その洋服にブランドの名前を出してほしくないってケースなんです。
ウチも昔、そんな洋服をバッタ屋さんから仕入れたことがありますよ。
ブランド名を出さないって条件で販売許可されるわけです。
メーカーから流れた物なので、偽物では無いわけですし。
そうとは別に、また商品の輸送中の事故で商品を買い取り弁償しなくてはならなくなった配送業者とか。
配送業者っていうと、佐川急便とか、クロネコヤマトとか郵便局が一般的ですが、それだけとは限らないのです。
小さい企業はいっぱいあるんです。
トラック一杯分の荷物を運んでくれと言われれば、運送業者より安い金額で運んでくれる人もいそうでしょ?
そういう配送業者が弁償して商品が残る。捌きようが無いわけですよ。捨てるのもお金がかかるし。なので、転売しちゃうケースもあるんですね。
オイラは大量の生卵をもらった事があります。
おかげで食事のおかずはしばらく玉子料理が続きましたよ。(笑)
まー今回の事件のように、信用問題があり、今後の産業廃棄処理業は国からの認可が不許可になってしまうでしょうから、どこの産廃業者も転売しなくなったと聞いておりましたが・・・、まだやってたのかぁ・・・って感じです。