手書きPOP、コトPOPの作り方、勉強方法で元作詞が気づいた考え方。

こんにちは、「バラエティ雑貨 ハッピーパッチ」スタッフのてつてつどぇっす。

手書きPOP、コトPOPって、オイラが作り方を勉強したところによると、デザインの要素と、文章の要素。その2つから成り立っていますね。そこで上手な文章を書きましょうっていうのがコトPOP。コトPOPを書けば売り上げが上がるって。広告を作るのと一緒です。実は、手書きPOP、上手なコトPOPの文章を書くにはセオリーがある。知らないと量産はできないから、プロにはなれない。セオリーを知る事が作り方を理解する事。

セオリーを知らないというのは、目隠しでボーリングするようなものじゃないでしょうか。

だから、上手に書けた時もあれば、失敗する時もある状態になってしまう。

まず、コトPOPを書くには、とにかく文章が無いとコトPOPにならないワケで。文章とは、いわゆるキャッチコピーです。メインのキャッチコピーとリードコピーです。コトPOPの勉強とは、キャッチコピーを上手に作りましょうっていう作り方だと思うのです。

手書きでPOPを書くわけだから、時間もかかるし、頭も使う。せっかく書いたPOPですから、掲示して売り上げに繋げたいって誰しもが思う事。失敗したら(売上が上がらなかったら)、書き直せばいいという考え方もあるけど、書き直した物が売れるPOPになるとも限らない。せっかく書くなら、毎回売り上げに貢献したいものです。野球の選手だって。毎回ヒットを狙って打席に立つわけですからね。極論を言うと、コピーライターのプロを目指したら、コトPOPを書けるようになるんじゃないのかって思うのです。でも、ゴールはあくまで、売り上げを上げること、商品を売ることです。なので、コピーライターがゴールではないので、方向が違うなぁ~なんて思います。

 

オイラは、作詞家の卵でした。もう数十年前の話です。すっかりそんな自分の過去の事として記憶していながらも、忘れたまま、生活したり、日常業務をこなしていました。ある時、手書きPOPを勉強したいと思い立ち、コトPOPを勉強する事になりました。まだ1年経っていないのでPOP1年生です。

手書きPOPについて、勉強会にも行って初めてコトPOPの存在を知ったり、本を読んだり、Youtube見たり、ブログ読んだりな感じです。勿論、自分でもPOPを書いてみたり。

アフィリサイトでお馴染みの石川豊さんから、いろいろアドバイスを頂いたり、ヒントをもらっていると、ある時(って最近ww) 気付いたのです。あれっ?、これ昔作詩の勉強をしている時に習った方法だ、習得した方法だって。すると昔、作詞家の卵だった時代に習得した詞の考え方、作り方とコトPOPの作り方って非常に似ている。いや、共通するって事に気づいたのです。ならば、コトPOPの勉強の仕方にもセオリーがあるだろう。なんで、そんな事に気づかなかったんだろ?って自分で不思議です。(笑)

 

先月、コトPOP勉強会に行きました。その時、POPの実践をしていると、とある参加者の方が、天井見ながら「降りて来ぉ~い、降りて来ぉ~い」なんて言いながら、キャッチコピーをひねり出そうとしていましてね。(笑) えっ? まさか、ひらめきで作ろうとしてる? いやいや、まさかね、キャッチコピーってひらめきで作るもんじゃないし。(笑) そんな事をしている人がいたら、先生が注意するでしょって。その人、POPの資格を持っているらしいので、ひらめきでキャッチコピーを考えるようでは、資格なんて取れないんじゃないの? なんて思うわけで。 まさか、まさか、ね。

会社のスタッフにそんな話をすると、「降りてこぉ~い」というのは、きっと彼は自分が上手な言葉が書けなくて、言い訳している行為なんじゃないかって、するどい事言ってました。

ただ、ふと思い出したことがあるんです。作詞もそうだし、コピーライターって、センスとか感性が大事だって、普通の一般の人って思う人が多い。勿論、当の作詞家やコピーライターも同じ事を言います。でも、プロの人が言っている感性と一般人が言っている感性の意味って全然違うんです。

実は、作詞家を目指し始めたころ、オイラもその口でした。センスや感性が大事だけど、それをひねり出すのは、ひらめきだって。ひらめきのセンスだって、勘違いしていた。そんな事を思い出したんです。いろんな所に顔を出すうち、実はセオリーがあるんだって、習ったんです。

感性が大事なのは、自分が考えた沢山の文章の中から、ちゃんと心に響くメッセージをチョイスできるかって感じでしょーか。例えば、オリジナリティのある言葉を考えた時に、「わき毛ライス」なんて言ったら、ギャグでは良いけど、キャッチとしてはあかんでしょ?(笑)

 

はい、セオリーの話です。

セオリーとは、大きく分けて2つ。考え方と手法です。

センスや感性が大事と言われるのは、手法のこと。言葉を輝かせる手法です。考え方も手法もコトPOPの書き方に共通するって、思います。

いろんなPOPの本を10冊くらい読むと、多いのが、手法の事ばかり。考え方について、書いている本はほとんど無かったです。ほんのちょっと書いている本はありました。多くは手法の説明です。手書きPOPの本ですから、デザイン要素の事も書いてありますから、それは仕方がないのかもしれません。

で、キャッチコピー系の本でも見かけるのが、まずテーマが書かれていて、その効力を書いてあるもの。言ってみれば、説明です。親切な本なら、例として、良いキャッチコピーを紹介してくれます。

でも、それだけ・・・。

えっ?

それ、どうやって書くの?

どうやって、そういう文章を作るの?

書いてません。(笑)

なんとなくですよ。
キャッチコピーを見て、これはこういうテーマになっている。こういうテーマで書けば、こういう効力が発揮される。という順序で 本を書いたのではないか? みたいな。 それなら、作り方を知らない人でも、そんな本を書くことが出来ちゃうぞ! なんなら、オイラでも書けるぞ、なんて思っちゃったりします。だって、学校で提出する論文みたいでしょ。

オイラが読んできた本の多くは、多分セオリーを知っている人向けの本なんだと思います。(笑)

セオリーを知らない人、キャッチコピー系の本で、ちゃんと文章の作り方を書いてある本はありましたよ。そんな方は安心してくださいね。

 

さて、考え方なんてすけど、これ土台なんです。これが無いと始まりません。アドバイスしてくれる人、プロの人からすれば、当たり前の事なんです。当たり前の事だから、誰も教えてくれません。だけど、ここ大事でしょって思うわけです。そこをちゃんと作り込んでないと、必ず失敗します。

それは、映画で言えば脚本なんです。

脚本が無いと、映画を作れないって思うんですけど。配役だの、編集だの、カメラワーク、照明、メイクあらゆるものは映画を輝かせるための手法じゃないかって、キャッチコピーや作詞で言う、文章を輝かせる為の手法にあたるもんじゃないかって思います。

そこで、脚本を書くために大事なこと、脚本を書く前、一番最初にやらなきゃならないことがある。そこから作詞には必要で、コトPOPにも必要なんだと、共通しているなぁと思ったわけです。これ、キャッチコピーを作る時も一緒ですよね。

プロの人なら、そんな事当たり前だって思ってません?

そう思う人、いませんか?

 

読んでいただき、ありがとうございました。

では、また。

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です